あなたゲーム会社を変えたいけど、20代での転職って早すぎるかな?
ゲーム業界での経験があれば転職は有利って本当?
転職で失敗したくないから、注意点を知っておきたい。
こんなお悩みにお答えします。
ゲーム業界内で転職を考える20代経験者は、未経験者と比べて確かに有利な部分があります。
ただし、20代経験者だからこそのポイントを押さえておかないと、転職活動で思わぬ壁にぶつかることも現実です。
この記事を書いている筆者ガメは、ゲーム業界で11年以上働いてきた現場経験者です。採用する側の経験もあるので、企業が20代経験者に何を求めているかをリアルにお伝えできます。



ゲーム業界内での転職を考えている20代の人に、現場目線で正直に話しますね。
>>20代未経験でゲーム業界の転職を目指す方は、こちらの記事をチェックしてください。
>>30代でゲーム業界内の転職を考えている方は、こちらの記事をご覧ください。
>>40代でゲーム業界の転職を目指す方は、こちらの記事をチェックしてください。
- 20代のゲーム業界経験者が転職で有利な理由と現実。
- 企業が20代経験者に求めること。
- 転職を考えるべきベストなタイミング。
- 転職を成功させるための具体的なポイント。
- 転職活動で失敗しないための注意点。
20代のゲーム業界経験者が転職市場で評価される理由
結論から言うと、ゲーム業界での経験がある20代は転職市場で高く評価されやすい立場にあります。
ただし、評価される理由としっかり向き合っておかないと、転職活動で思わぬ失敗をすることがあります。
即戦力として評価されやすい
ゲーム業界内での転職は、業界のワークフローやツールを理解している分、入社直後から即動ける人材として評価されます。
プロジェクトの進め方、使用ツール、チームの動き方を知っている経験者は、未経験者が慣れるのに数か月かかることを最初から対応できる強みがあります。
特に20代であれば、即戦力としての評価に加えて、次に説明する「これから伸びる人材」としての期待も上乗せされます。



採用する側からすると、業界を知ってる20代が来てくれるのは本当に助かるんです。教育コストが全然違いますからね。
20代は「これから伸びる人材」として評価される
30代の転職では即戦力とマネジメント経験の両方が求められますが、20代の場合はポテンシャルと伸び代が大きな評価軸になります。


スキルに多少の不足があっても、「この人は伸びる」と感じさせることができれば、採用される可能性が十分あります。
ゲーム業界はどの会社も若手の育成に力を入れたいと考えているので、20代のうちに転職することは決して早すぎません。



「まだ若いから転職は早い」って思う必要はないよ。むしろ20代のうちに動ける方が選択肢が多いんです。
ただし転職回数と転職の早さは見られている
評価されやすい立場であっても、注意しておきたいことがあります。
1社での在籍期間が2年未満だと、「定着しない人」と見られるリスクがあります。転職が何回目かも採用担当は必ず確認しています。
理想は1社で最低2〜3年の経験を積んでから動き出すことです。
ただし、職場環境が著しく悪い、ハラスメントがあるなど特別な事情がある場合はこの限りではありません。



転職回数が増えるほど、次の転職で「なぜ転職したか」の説明が求められるようになります。20代のうちから転職理由を明確にする習慣をつけておいてください。
ゲーム業界で働く20代に求められること
転職活動を始める前に、企業が20代のゲーム業界経験者に何を求めているかを把握しておきましょう。
求められることを理解した上でアピールできれば、採用される確率が大きく上がります。
現職で磨いた専門スキル
20代のゲーム業界経験者に企業が求める最大のポイントは、現場で使えるレベルの専門スキルです。
- デザイナー:Maya・3ds Max・Blenderなどの習熟度、UE5・Unityへの対応。
- プログラマー:C++・C#・UE・Unityの習熟度と最新開発手法への対応。
- プランナー:ゲームデザイン・仕様書作成・データ分析・KPI管理の経験。
自分のスキルが転職先でも通用するかどうか、客観的に見直しておくことが大切です。



ゲーム業界の技術進化は本当に早い。今の現場で使っているスキルが、転職先でそのまま活かせるか確認しておいてね。
学習意欲と自己成長の速さ
企業が20代に期待するのは「今できること」だけではありません。
自分で課題を見つけ、自分で学んで成長できる人材かどうかは、採用担当者が20代を評価する上で重要なポイントです。
業務外でも自主的に勉強している、個人制作を続けているなど、仕事以外での学習姿勢をアピールできると好印象です。



面接で「業務以外でどんな勉強をしていますか?」って聞かれることは多いです。普段から何かしら続けておくと答えやすいですよ。
チームで動ける協調性とコミュニケーション能力
ゲーム開発はチームで進めることが基本です。
転職先でもすぐにチームに馴染み、円滑にコミュニケーションが取れるかを企業は重視しています。
前職での外注対応・他部署連携・クライアントとのやり取り経験は、コミュニケーション能力のアピール材料として積極的に使いましょう。



技術がある人でも、コミュニケーションが苦手だとチームに馴染みにくい。20代のうちから意識しておくといいですね。
将来リーダーを目指せる素地があるか(差別化ポイント)
20代でリーダー経験がある人は多くありませんが、後輩指導・進行管理・サブリーダー経験があれば積極的にアピールすべきです。


ゲーム業界はリーダー・ディレクター層が慢性的に不足しています。「この人は将来リーダーになれる」と思わせられる20代は、採用優先度が一気に上がります。
肩書きはなくても、実質的にチームをまとめていた経験があれば、それは立派なリーダーシップの証明です。



「リーダーじゃないからアピールできない」って思わないでください。後輩に何かを教えた、進捗を確認していた、それだけでもアピールになりますよ。
20代がゲーム業界の転職を考えるべきタイミング
ゲーム業界内での転職を考えるとき、タイミングの見極めはとても重要です。
以下のような状況にあてはまる場合は、転職活動を真剣に考えてみてください。
今の会社ではスキルアップの限界を感じたとき
同じ作業の繰り返しで成長を感じられない、新しい技術や手法に挑戦できない、そんな状況は成長が止まっているサインです。
20代のうちに成長環境に身を置けるかどうかで、30代以降のキャリアが大きく変わります。成長が止まっていると感じたら、それは転職を考えるサインかもしれません。



「楽な環境でいいや」と思うのはわかるけど、20代はとにかく吸収できる時期。成長できる環境を選んでほしいです。
関わりたいジャンルやタイトルと現職がズレているとき
コンシューマーゲームに関わりたいのにスマホゲームしか作れない、3Dの仕事をしたいのに2D専門の会社にいるなど、やりたいことと現職の方向性が合っていない場合は転職を検討する価値があります。
キャリアの方向性は20代のうちに決めておいた方が、30代で選べる選択肢が増えます。やりたいことに早めに近づく意識を持ちましょう。
大手↔中小など環境を変えてキャリアを広げたいとき
大手ゲーム会社では専門性を深められる一方、担当範囲が限られることがあります。中小ゲーム会社では幅広い業務を経験できる一方、技術水準にばらつきがあることも。
自分が今どんなキャリアを積みたいかによって、大手か中小か、どちらに転職するかを判断してください。



今の環境で得られるものをしっかり見極めて、次のステップを考えてみてね。
給料・待遇が改善される見込みがないとき
努力しているのに評価されない、昇給が見込めない状況が続くなら、市場価値を正しく把握して動くタイミングです。
ただし、20代は年収より「何を経験できるか」を優先すべき時期です。給料が少し上がるだけの転職では、長期的なキャリアが損なわれることもあります。
>>転職を考え始めたら最適なタイミングを見極める5つの軸を、こちらの記事でまとめています。合わせて確認しておいてください。


20代のゲーム業界転職を成功させるために必要なこと
転職活動で結果を出すために、20代経験者が押さえておくべきポイントを紹介します。
- 自分のスキルと実績を整理・言語化する。
- ポートフォリオに担当パートを明記する(守秘義務に注意)。
- 転職理由をポジティブに伝えられるようにする。
- 在職中に転職活動を進める。
- ゲーム業界特化の転職エージェントを活用する。
自分のスキルと実績を整理・言語化する
転職活動を始める前に、まず自分のスキルと実績を具体的に整理しましょう。
「なんとなく経験がある」では採用担当者の心には刺さりません。具体的な数字・期間・役割を伴った実績として言語化することが重要です。
- 携わったタイトル名・プロジェクト規模(チーム人数・期間)。
- 自分が担当した役割と具体的な業務内容。
- リリース実績・担当したシーンやUI・実装した機能など。
- 後輩指導・進行管理など、専門業務以外の貢献実績。



「〇〇というタイトルの〇〇部分を担当しました」と具体的に言えると、採用担当者の印象に残りやすいですよ。
ポートフォリオに担当パートを明記する(守秘義務に注意)
関わったプロジェクトがあるなら、ポートフォリオに積極的に掲載してアピールするべきです。
ポイントは「このプロジェクトに関わった」だけで終わらず、「自分がどのパートを担当したか」を具体的に示すこと。採用担当者が見たいのは、あなた個人が何を作れるかです。
ただし、ポートフォリオ作成には守秘義務(NDA)への注意が必要です。
未発表タイトルや開発中の情報を無断で掲載することは絶対にNG。会社の機密情報を漏洩したと判断され、法的なリスクにもなりかねません。
ポートフォリオで使える情報の目安
- すでにリリース・公開済みのタイトル情報やスクリーンショット(会社の許可がある場合)。
- 自主制作した作品・個人プロジェクト。
- 不安な場合は前職の会社に確認を取る。



ポートフォリオは量より質です。応募先の企業が求めるスキルに合わせた内容に絞って見せる方が効果的ですよ。
>>ポートフォリオ作りのポイントをこちらの記事でまとめています。ぜひ参考にしてください。


転職理由をポジティブに伝えられるようにする
面接で必ず聞かれるのが転職理由です。


「前の会社が嫌だった」「人間関係が辛かった」などネガティブな理由だけを並べると、採用担当者の印象が悪くなります。
経験を積んだ上で、次のステップとして前向きな理由を伝えられるようにしましょう。
転職理由の伝え方の例
現職では〇〇の経験を積んできましたが、より大規模なプロジェクトで〇〇に挑戦したいと考えています。貴社の〇〇タイトルの方向性が、自分のキャリアビジョンと一致していると感じ、応募しました。



「なぜこの会社なのか」まで含めて話せると、転職理由の説得力が一気に増しますよ。
在職中に転職活動を進める
20代のゲーム業界内転職も、在職中に進めることを強くおすすめします。
在職中の方が精神的・金銭的に余裕があり、焦らずに条件の良い求人を選べます。退職後に転職活動を始めると、焦りから妥協しやすくなります。
転職活動の期間は最低でも3〜6か月を見ておくと、余裕を持って進められます。



辞めてから探すより、働きながら探す方が絶対いい。焦って決めた転職先で後悔している人を何人も見てきました。
>>在職中と退職後、どちらが転職活動に有利かを詳しくまとめた記事があります。合わせて確認してみてください。


ゲーム業界特化の転職エージェントを活用する
20代経験者であっても、転職エージェントの活用は必須です。
自分で求人サイトを探して直接応募するだけでは、非公開求人にアクセスできません。ゲーム業界の好条件求人の多くは非公開で動いています。
転職エージェントを使うと、以下のメリットがあります。
- 非公開求人を含む幅広い求人を紹介してもらえる。
- 企業の内部情報(社風・残業実態・ポジション詳細)を教えてもらえる。
- 書類・ポートフォリオ・面接対策を一緒にやってもらえる。
- 給与交渉を代わりにやってもらえる。



ガメも転職の際にエージェントにはかなり助けてもらいました。自分一人で動くより、絶対に効率よく進められますよ。
ゲーム業界内で転職する20代が気をつけること
転職を成功させるには、やるべきことだけでなくやってはいけないことも把握しておくことが大切です。
プロジェクト途中の転職は評判に直結する
ゲーム業界は意外と狭い世界です。転職先で前職の同僚や上司と関わることは珍しくありません。
開発の佳境やリリース直前のタイミングで転職すると、「あの人はプロジェクト途中で抜けた」という評判が業界内に広まることがあります。
プロジェクトの区切り、自分の業務に一定のけじめがついたタイミングで動き出すのがベストです。



ゲーム業界での信頼は一度傷つくと回復が難しい。プロジェクトへの責任感は最後まで持ってほしいです。
転職回数を増やしすぎない
20代のうちから転職回数が多くなると、30代になったときの転職活動で「定着しない人」と判断されやすくなります。
1社で最低2〜3年は経験を積み、スキルと実績を積み上げてから次のステップに進むのが理想です。



転職するたびに「なぜ転職したか」の説明が増えていきます。20代のうちに転職回数を増やしすぎないよう注意してください。
給料だけで転職先を選ばない
年収アップを目的に転職することは悪いことではありませんが、20代は年収より「何を経験できるか」を最優先すべき時期です。
少し年収が上がるだけの転職では、成長機会を逃して30代のキャリアに影響することがあります。
長期的なキャリアで考えると、20代で良い経験を積んだ方が30代以降の年収が大きく変わってくることを覚えておいてください。



年収より環境。20代はとにかく成長できる場所を選んでほしいですね。
スキルが市場水準に追いついているか確認する
ゲーム業界の技術進化は速く、数年前の手法が現場では通用しないケースも増えています。
転職活動前に、自分のスキルが現在の市場水準に対応しているかを客観的に見直しましょう。業界の最新情報を収集し続ける姿勢が、面接での説得力にもつながります。



最新のゲームエンジンや技術にアンテナを張り続けているかどうかで、採用担当者の評価は変わります。転職活動中も勉強を続けてください。
複数エージェントへの重複応募(ダブルブッキング)は絶対にNG
複数の転職エージェントを活用する場合、全エージェントに同じ情報を伝え、応募状況を一元管理することが大原則です。
A社とB社の両方のエージェント経由で同じ企業に応募するダブルブッキングは絶対にNG。企業から「自己管理ができない人」と判断されます。
どのエージェント経由でどの企業に応募したか、必ず記録・管理しておきましょう。



20代だからこそ、こういう基本的なところをしっかり管理できる人は信頼されますよ。
ゲーム業界に強い転職エージェントの紹介


ゲーム業界の転職を成功するには、この3社を利用してください。
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転職活動をするときは、ゲーム業界専門の転職エージェントをパートナーにするのが必須です。
非公開求人など一般に出回らない求人を持っていたり、ポートフォリオの添削、面接対策までしてくれます。
ゲーム業界の転職は、転職エージェントに相談することが転職成功への近道なので積極的に利用してください。



ゲーム業界の転職は、ゲーム業界に特化した転職エージェントを使うことがポイントです。
効率よく転職エージェントを活用するために
ゲーム業界専門の転職エージェントや求人情報をチェックすることで、自分に合った企業や職種、そして募集要項をしっかりと把握することができ、効率よく転職活動を進めることができます。
ゲーム業界は意外と非公開求人が多く、一般では見られない求人情報を提案してもらえることがあります。



筆者も非公開求人で転職しました。
転職エージェントは3社ぐらい登録しておくといいですよ。
全ての転職エージェントが、全て同じ企業と提携しているわけではありません。
だから、3社ぐらい登録しておけばだいたいの求人を網羅できてきます。



転職エージェントAに登録されている企業が、転職エージェントBには無い。その逆もありえる。
たくさん登録してもいいですが、紹介先が被ることが出てくるし、管理が大変になるから気を付けて。
企業の紹介連絡やメールが多くなると管理も大変になるので、まずは3社ぐらいに登録して様子をみてみましょう。
>>ゲーム業界に強い転職エージェントを上手く活用する方法を、こちらの記事でくわしく説明しています。
転職エージェントを使いたい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。


ゲーム業界で転職を考える20代のまとめ
- 20代経験者は即戦力+ポテンシャルで評価されやすい。ただし転職回数と在籍期間は見られている。
- 企業が求めるのは「専門スキル・学習意欲・コミュニケーション能力・リーダーの素地」のセット。
- 成長が止まった・やりたいことと現職がズレていると感じたら転職を考えるタイミング。
- ポートフォリオには担当パートを具体的に明記する。ただし守秘義務(NDA)に必ず注意すること。
- 転職活動は在職中に進め、プロジェクトの区切りのよいタイミングで動き出す。
- 20代は年収より「何を経験できるか」を優先すること。
- 転職エージェントを必ず活用し、非公開求人・面接対策・給与交渉も任せる。
20代のゲーム業界経験者は、しっかり準備をすれば転職市場で十分に戦える立場にあります。
自分のキャリアをきちんと言語化して、転職エージェントと一緒に動けば、希望に近い転職が実現できるはずです。



経験という武器があるんだから、あとは使い方次第。しっかり準備して、納得のいく転職を実現してほしいです!



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