- 職務経歴書の書き方がよくわからない
- 何をどこまで書けばいいのか迷う
- ゲーム業界向けに特別なことが必要なの?
転職活動を始めたけど、職務経歴書の書き方がわからなくて手が止まっている。そんなあなたへ向けて書きました。
ゲーム業界の書類選考は競争率が高く、採用担当者が一枚の職務経歴書にかける時間はほんの数秒です。
筆者のガメは、ゲーム業界で採用担当側として何百枚もの職務経歴書を見てきた経験があります。
ガメどんな職務経歴書が通過して、どんなものが落とされるか、リアルにわかりますよ。
この記事では、その経験をもとに「ゲーム業界で通用する職務経歴書の書き方」を解説します。書類選考を通過するために必要なことを具体的にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
- 採用担当者が職務経歴書を見るときのポイント
- ゲーム業界向けの基本構成と書き方
- 職種別(デザイナー・プログラマー・プランナー)の書き分け方
- やってはいけないNG例
- 転職エージェントに添削してもらう重要性
ゲーム業界の転職で職務経歴書が重要な理由
「とりあえず書けばいい」と思っていると、ゲーム業界の書類選考は突破できません。
なぜ職務経歴書がそれほど重要なのか、まず理由を理解してください。
書類選考の倍率が高く、読まれる時間はわずか数秒
ゲーム業界は人気が高く、一つの求人に対して多くの応募が集まるのが当たり前です。
採用担当者は通常業務と並行して書類選考をしているため、一枚の職務経歴書にかける時間は数秒〜長くて1分程度というのが現実です。


その短い時間で「この人は面接に呼ぶ価値があるか」を判断されています。



筆者も採用担当として書類を見ていましたが、パッと見て「これは違う」と判断することは正直ありました。それほど最初の印象が大事なんです。
だからこそ、読みやすく・伝わりやすい職務経歴書を作ることが、書類選考を突破する第一条件になります。
ポートフォリオより先に判断されるのが職務経歴書
デザイナーやプログラマーを目指している方は、「ポートフォリオをしっかり作れば大丈夫」と思っていませんか?
実は、採用担当者が最初に見るのは職務経歴書です。ポートフォリオを開くのはその後。
職務経歴書の段階で興味を持ってもらえなければ、ポートフォリオすら見てもらえないことがあります。



ポートフォリオに全力を注いで、職務経歴書がおざなりになっている人は意外と多いんです。両方しっかり作ることが大切ですよ。
>>デザイナーが転職するためのポートフォリオのポイントは、こちらの記事でまとめています。職務経歴書と合わせてチェックしてください。


ゲーム業界向け職務経歴書の基本構成
職務経歴書に決まったフォーマットはありませんが、ゲーム業界の採用担当者が「見やすい」と感じる構成があります。
以下の順番で書くことを基本としてください。
- 職務要約(3〜5行でまとめた自分の経歴概要)
- 職歴・担当プロジェクト
- スキルセット
- 自己PR
職歴・担当プロジェクトの書き方
職務経歴書の中で採用担当者が最も注目するのが、この「職歴・担当プロジェクト」の部分です。
ただ「〇〇会社に勤めていました」と書くだけでは不十分。どんなプロジェクトに、どんな役割で関わったかを具体的に書くことが重要です。
以下の項目を意識して書いてください。
- プロジェクト名・タイトル(公開されているもの)
- プロジェクトの規模(チーム人数・開発期間)
- 自分の担当業務と役割(リーダーか、メンバーか)
- 使用したツール・技術
- 自分が貢献したこと・成果(数字で表せるものは数字で)



「10人チームのリーダーとして〇〇を担当し、納期より2週間早く納品できた」のように、具体的な数字と役割を入れると一気に説得力が増しますよ。
機密情報にあたるプロジェクト名は書けない場合もあります。その際は「アーケードゲームのモーション制作(非公開タイトル)」のように書けばOKです。
スキルセットの書き方
スキルセットは、自分が使えるツールや技術を一覧でまとめる項目です。
ただし、使えると言えるレベルかどうかを正直に書くことが大切です。
採用後に「書いてあったけど実際は使えなかった」となると、信頼を大きく損ないます。レベル感を正直に添えるようにしましょう。
例えば、このように書くとわかりやすいです。
- Maya(実務5年・リグ作成〜アニメーション制作まで対応可)
- Unity(実務2年・C#でのゲームロジック実装経験あり)
- Photoshop(実務3年・UI素材の制作メイン)



ツール名だけ並べても「どのぐらい使えるのか」が伝わりません。使用年数や用途を一言添えるだけで、採用担当者の印象がガラッと変わります。
自己PRの書き方
自己PRは「自分がどんな人間で、なぜこの会社に貢献できるか」を伝える場所です。
「ゲームが大好きです」だけでは全く差別化になりません。自分のスキル・経験がその会社にどう役立つかを具体的に書いてください。
効果的な自己PRの構成はこちら。
- 自分の強み・得意なこと
- それを裏付ける具体的なエピソード
- その強みを入社後にどう活かすか



応募する会社や職種に合わせて自己PRを書き変えることも大事。同じ文章を使い回していると、採用担当者には「志望度が低い」と受け取られることがあります。
\ゲーム業界の転職希望者は要チェック!/
転職エージェントの紹介までジャンプします
職種別の書き方ポイント
ゲーム業界は職種によって、採用担当者が重視するポイントが異なります。
自分の職種に合った書き方を意識してください。
デザイナーの場合
デザイナーが職務経歴書で最も意識すべきは、「何を・どのレベルで作れるか」を明確に伝えることです。


- 担当した制作物の種類(キャラクター・背景・UI・モーションなど)
- 制作物の数・規模(「キャラクターモデルを月30体制作」など)
- 使用ソフトと習熟レベル
- クオリティチェックや仕様確認など、制作以外の業務経験
デザイナーはポートフォリオと職務経歴書をセットで見られます。職務経歴書には制作の背景や工夫した点を書き、ポートフォリオで実物を見せるという役割分担を意識しましょう。



「なぜその表現にしたか」「どんな課題を解決したか」を職務経歴書に書いておくと、面接でも話が広がりやすいですよ。
プログラマーの場合
プログラマーは、使用言語・ゲームエンジン・担当した機能を具体的に記載することが重要です。
- 使用言語(C++・C#・Pythonなど)と習熟度
- 使用したゲームエンジン(Unity・Unreal Engineなど)
- 担当した機能(AI・物理演算・ネットワーク・UI実装など)
- 改善した実績(処理速度を〇%改善、バグ件数を〇件削減など)
ゲーム業界のプログラマーは即戦力が求められます。入社直後から担当できる領域をはっきり伝えることが、採用担当者の安心感につながります。



技術的な内容は専門用語を使って書いてOK。採用担当者にもエンジニアが含まれていることが多いので、正確に伝える方が評価されます。
プランナー・ディレクターの場合
プランナーやディレクターは、スキルよりも「どんな判断をして、何を実現したか」という実績が重視されます。
- ゲームデザインや仕様策定の経験
- チームのマネジメント経験(何人規模のチームを管理したか)
- 関係部署・外部との調整・折衝経験
- スケジュール管理・進行管理の実績
プランナー・ディレクターは「この人にプロジェクトを任せられるか」という視点で見られます。リーダーシップや問題解決の経験を積極的にアピールしてください。



ゲーム業界はディレクター不足が深刻です。マネジメント経験がある人は、それを前面に出すと採用につながりやすいですよ。
\ゲーム業界の転職希望者は要チェック!/
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採用担当者が実際に見ているポイント
採用担当者は職務経歴書を通じて、主に3つのことを確認しています。
この3つを意識して書けているかどうかが、通過率を大きく左右します。
即戦力かどうか
ゲーム業界は新人を育てる余裕がない現場がほとんどです。
「入社してから覚えます」では採用されにくいのが現実。入社直後から戦力になれることを職務経歴書で示す必要があります。
具体的なプロジェクト経験・使用ツール・実績を書くことが、即戦力アピールの基本です。



「〇〇ができます」より「〇〇の現場で〇年間やってきました」の方が、採用担当者には圧倒的に刺さります。
チームで動ける人材かどうか
ゲーム開発はチームで進めるものです。どれだけ個人のスキルが高くても、チームになじめない人材は採用されません。
職務経歴書には他部署との連携・調整経験や、チームの中での自分の役割を明記しておくと効果的です。



採用担当者が気にしているのは「この人、うちのチームに入ってうまくやっていけるか?」ということ。コミュニケーション力が伝わるエピソードを入れておきましょう。
自分で成長できる人材かどうか
ゲーム業界は技術の変化が速く、常に新しいスキルの習得が求められます。
自主的に学習してスキルアップしてきた経験がある人は、それを職務経歴書に書いておきましょう。「自分で成長できる人材」という印象を与えることができます。
- 業務外で独学したツール・技術
- 個人制作・同人活動の経験
- 資格取得・勉強会への参加経験



小さなことでも、「自分から動いた」という姿勢を見せることが大事。採用担当者は「伸びる人かどうか」を常に意識して見ています。
やってはいけないNG例
ここでは、採用担当者が職務経歴書を見て「惜しい」と感じるNG例を紹介します。
せっかくスキルがあっても、書き方一つで損をしているケースが非常に多いです。
スキルの羅列だけで実績が書かれていない
NG例:「Maya・Unity・Photoshop・After Effects・Illustrator使用可」
ツール名だけを並べても「どのレベルで使えるのか」「何に使ってきたのか」が全くわかりません。
OK例:「Maya(実務4年/キャラクターリギング・アニメーション担当)」のように、用途と経験年数を必ず添えるようにしましょう。



スキルの羅列だけの職務経歴書は、採用担当者から「何ができる人なのかわからない」と判断されてしまいます。
プロジェクトの規模感が伝わらない
NG例:「〇〇プロジェクトにデザイナーとして参加」
チームの規模・開発期間・自分の担当範囲がわからないと、採用担当者はあなたの経験を正しく評価できません。
OK例:「開発メンバー15名・開発期間18か月のスマホゲームプロジェクトにて、2Dキャラクターデザイン全般を担当」のように、数字で規模を示すことが重要です。



規模感が伝わると「この人はこのレベルの開発経験がある」とすぐにイメージできます。数字は積極的に使ってください。
ゲームとの関連性が薄い
ゲーム業界以外からの転職の場合、職務経歴書の内容がゲーム開発と結びついていないと、採用担当者は「なぜゲーム業界なのか」がわかりません。
ゲーム業界と直接関係のない経験でも、「ゲーム開発でどう活かせるか」を意識して書くことで、採用担当者の興味を引くことができます。
- Webデザインの経験 → UI/UXデザインの素養としてアピール
- 営業経験 → クライアントとの折衝・プロジェクト推進力としてアピール
- チームリーダー経験 → ディレクター・プランナー職へのアピールとして活用



筆者も営業経験をマネジメントスキルとしてアピールして転職に成功しています。どんな経験でも、視点を変えればゲーム業界で活かせる武器になりますよ。
>>ゲーム会社への直接応募の落とし穴と成功のポイントも、あわせて確認しておいてください。


転職エージェントに職務経歴書を添削してもらおう
職務経歴書が完成したら、必ず第三者に添削してもらうことをおすすめします。
自分では気づけない「伝わっていない部分」や「マイナスな印象を与えている表現」を、ゲーム業界に特化した転職エージェントが指摘してくれます。


転職エージェントは企業の採用担当者と直接やり取りをしているため、「この職務経歴書がどう見られるか」をリアルに把握しています。
添削してもらえる主な内容はこちら。
- 読みやすさ・構成の改善
- アピールポイントの整理・強化
- 応募企業に合わせたカスタマイズ
- マイナスな表現の修正



筆者も転職エージェントに職務経歴書を見てもらって、内容が大きく変わりました。自分では当たり前だと思っていたことが、採用担当者には全然伝わっていなかったんです。
転職エージェントへの登録は無料でできます。職務経歴書の完成度を上げるためだけでも、相談する価値は十分にありますよ。


ゲーム業界の転職を成功するには、この3社を利用してください。
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転職活動をするときは、ゲーム業界専門の転職エージェントをパートナーにするのが必須です。
非公開求人など一般に出回らない求人を持っていたり、ポートフォリオの添削、面接対策までしてくれます。
ゲーム業界の転職は、転職エージェントに相談することが転職成功への近道なので積極的に利用してください。



ゲーム業界の転職は、ゲーム業界に特化した転職エージェントを使うことがポイントです。
効率よく転職エージェントを活用するために
ゲーム業界専門の転職エージェントや求人情報をチェックすることで、自分に合った企業や職種、そして募集要項をしっかりと把握することができ、効率よく転職活動を進めることができます。
ゲーム業界は意外と非公開求人が多く、一般では見られない求人情報を提案してもらえることがあります。



筆者も非公開求人で転職しました。
転職エージェントは3社ぐらい登録しておくといいですよ。
全ての転職エージェントが、全て同じ企業と提携しているわけではありません。
だから、3社ぐらい登録しておけばだいたいの求人を網羅できてきます。



転職エージェントAに登録されている企業が、転職エージェントBには無い。その逆もありえる。
たくさん登録してもいいですが、紹介先が被ることが出てくるし、管理が大変になるから気を付けて。
企業の紹介連絡やメールが多くなると管理も大変になるので、まずは3社ぐらいに登録して様子をみてみましょう。
>>ゲーム業界に強い転職エージェントを上手く活用する方法を、こちらの記事でくわしく説明しています。
転職エージェントを使いたい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。


>>転職エージェントの失敗しない上手な利用法は、こちらの記事でまとめています。あわせてチェックしておいてください。


職務経歴書を仕上げたら、転職エージェントに相談しよう
それでは記事のまとめです。
- 採用担当者が職務経歴書を見る時間は数秒〜1分程度。最初の印象が命。
- ポートフォリオより先に職務経歴書で判断される。手を抜かないこと。
- 職歴には「プロジェクトの規模・役割・実績」を数字で具体的に書く。
- スキルセットは羅列ではなく、用途と習熟レベルを添えて書く。
- 職種別に「何が重視されるか」を意識して書き分けることが重要。
- 即戦力・チームワーク・自主成長の3点を職務経歴書で伝えること。
- 完成したら転職エージェントに添削してもらい、完成度を上げる。
職務経歴書は一度書いたら終わりではありません。応募先の企業に合わせて内容をアップデートしながら、転職活動を進めてください。
転職エージェントをパートナーにすることで、職務経歴書の質を上げながら効率よく転職活動を進められます。ぜひ活用してください。



職務経歴書は「自分を売り込む営業資料」。本気で作り込むことが転職成功への近道だよ!



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