ゲーム業界の2Dデザイナーに必要なスキル 絵が描ける以外に大切なこと

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ゲーム業界2Dデザイナーの仕事と必要なスキルを紹介
あなた

ゲーム業界の2Dデザイナーは絵が描ければいい?
他に必要なスキルはあるのかな?

ゲーム業界での2Dデザイナーの仕事は、絵が描けるだけでは不十分なんです。

この記事では、2023年最新版として、ゲーム業界における2Dデザイナーの重要な役割と、そのために必要なスキルをやさしく紹介します。

キャラクターデザインから背景作成、UIデザインに至るまで、2Dデザイナーの基本的な仕事内容と、スキルの習得方法についても掘り下げます。

また、2Dデザイナーの需要や、キャリア構築のポイントも紹介します。

2Dデザイナーとして活躍するために必要な情報をまとめているので、チェックしておいてください。

>>ゲーム業界の3Dデザイナーを目指す方は、こちらの記事をチェックしてください。

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目次

ゲーム業界における2Dデザイナーの役割

2Dデザイナーは2Dグラフィックスの制作を担当する職業です。

キャラクターデザインだけではなく背景からUI(ユーザーインターフェイス)までさまざまなデザインに携わります。

現在のゲームは3Dグラフィックスを用いたものが主流ですが、2Dのデザインが必要な場面はたくさんあります。

たとえば、スマホゲームにおけるキャラクターのカード画は2Dのデザインが必要です。

魅力的なカード画を作れないとユーザーが購入してくれません。

そのため、特にスマホゲーム業界において2Dデザイナーの需要は高くなっています。

ガメ

どれだけ3Dが普及しても、2Dデザイナーの需要が無くなることはないですね。

2Dデザイナーの基本的な職務内容

2Dデザイナー

2Dデザイナーが担当する主な仕事の内容は以下の通りです。

  • イラスト制作
  • 2Dモーションデザイン
  • エフェクトデザイン
  • UIデザイン

イラスト制作

  • キャラクター
  • 背景イラスト
  • タイトル画面

このようなゲーム制作に必要なイラスト制作を担当するのが2Dデザイナーです。

指示された内容に従って要望を満たしたイラストを制作します。

特にキャラクターデザインに特化した2Dデザイナーは、キャラクターデザイナーと呼ばれることが多いです。

ガメ

イラスト制作を極めるなら模写!いろんなジャンルの模写をして、どんなテイストにも対応できることが重要だよ!

2Dモーションデザイン

ゲーム内で2Dグラフィックスに動きをつけることを2Dモーションデザインと呼びます。

平面的なキャラクターであっても、表情の変化や身振り手振りなどで動きをつけることで感情表現が可能です。

ガメ

2Dモーションは職人技と言ってもいい。これからも需要が広がる分野ですね!

エフェクトデザイン

2Dデザイナーはゲーム内の特殊効果のデザインも担当します。

エフェクトデザインは、炎や光などの演出をデザインしてゲームに臨場感をもたらす重要な仕事です。

ガメ

エフェクトのコンセプトアート制作をすることが多い。ゲームの見栄えは最初のイメージ作成にかかっているよ!

UIデザイン

UIデザインではユーザーインターフェイスのデザインを行います。

メニュー画面や戦闘画面でのHPゲージなどゲームの情報を表示するデザインです。

ストレスなくユーザーにゲームをプレイしてもらうためにUIデザインは超重要。

見た目だけでなく自然にアニメーションで目線誘導をさせることが必要で、ゲームの没入感を阻害しないデザイン能力が求められます。

デザイン知識はもちろん、人間工学的な知識を持っていないと優れたUIデザインはできません。

UIデザイナーの需要は高く、ゲーム業界で常に求人募集されている職業です。

ゲーム開発は業務が分担されているため、2Dデザイナーは上記の仕事のうち特定の分野に特化して配置されるケースが多いです。

ガメ

UI一つでゲームの楽しさが変わってしまうことがある。とても難しいけどやりがいのある仕事ですね。

2Dデザイナーに必要なスキル

2Dデザイナーには以下のスキルが要求されます。

  • 【重要】デッサン力
  • 【重要】コミュニケーション能力
  • ソフトを扱うスキル
  • 創造性と問題解決能力
  • 業界のトレンドと技術の継続的な学習

【重要】デッサン力

  • デッサン力: 物の形、構造、比例を正確に捉える能力。
  • アートワークの作成: キャラクター、背景、アイテムなどのゲーム要素のイラストを描く能力。

2Dデザイナーにはデッサン力と構造認識力が求められます。

ゲーム内で2Dグラフィックスが動くことを前提とするため、人体や物体の構造を違和感なく表現しなければいけません。

そのために対象物の構造を正確に認識し、2Dイラストとして表現できるスキルが要求されます。

ガメ

デッサンができないデザイナーは採用されにくいので注意してください。

【重要】コミュニケーション能力

  • チームワーク: ゲーム開発はチームで行われるため、他のデザイナーやプログラマーと協力して作業する能力。
  • コミュニケーションスキル: アイデアの共有やフィードバック、相談を効果的に行うコミュニケーション能力。

ゲーム制作は、多くの人が関わる仕事。人同士のつながりが強くないと、良いゲームはできません。

また、仕事の進行状況や作っている物の方向性に間違いが無いかの確認のためにも、正確なコミュニケーションを取ることが重要です。

デザイナーは絵作りができることは当たり前。それ以外にもコミュニケーション能力が求められます。

ガメ

チームで仕事をする以上、コミュニケーション能力は必須。自分の考えを正確に伝えたり、相手の話を聞き取る能力が成果に直結するよ。

ソフトウェアスキル

  • Photoshop、Illustratorなどのソフトウェアスキル: 2Dアートワークを制作するための主要なデジタルアートツールの使用スキル。
  • UnityやUnreal Engineなどのゲームエンジンの経験: 2D素材をゲームエンジンに統合し、動作させる経験。

上記は技術的スキルを簡単に紹介していますが、深堀すると色彩の知識やアニメーションの知識、UI/UXデザインの知識など多岐に渡ります。

PhotoshopやIllustratorなど、静止画用ソフト以外にLive2DやSpineなどのアニメーションソフトも覚えておくと幅が広がります。

また、2D用ソフトやゲームエンジンで使うScriptをデザイナーが作ることがあるため、多少のプログラム知識を持っておくと仕事の効率化が図れます。

ソフトウェアが進化するにつれ、2Dデザイナーの仕事範囲も広がってきているので、常に技術習得を心がけましょう。

ガメ

ゲームエンジンやソフトの進化でデザイナーでもプログラム知識が必要になってきた。スクリプトが作れるデザイナーは需要が超高いよ!

創造性と問題解決能力

  • 創造的な思考: 新しいアイデアやコンセプトを生み出す創造力。
  • 問題解決能力: デザイン上の問題や技術的な障害を解決する能力。

デザイナーである以上、必要な能力です。

常に創造的な思考でデザイン作業を行い、指示されたこと以上の成果を上げることで能力が認められます。

また、ゲーム開発に問題発生は付き物。発生した問題をどう解決するかも評価に直結します。

問題が発生したときは一人で悩むのではなく、他のデザイナーやプログラマー、ディレクターに相談することが重要。

こういったところで、コミュニケーション能力が求められます。

ガメ

言われたことを確実にこなせるデザイナーも必要!創造的な思考ができるデザイナーも必要!

業界のトレンドと技術の継続的な学習

  • 最新トレンドへの対応: ゲーム業界の動向を把握し、新しい技術やトレンドに適応する。
  • 継続的な学習とアップデート: 技術の進化に合わせてスキルを継続的にアップデートする。

ゲーム業界はとても進化が早く、年々表現力が増していきます。

新しいツールやプラグイン、ゲームエンジンのバージョンが日々行われ、気が付けば使っているツールが古くなっていた、なんてことも起こります。

常に情報をキャッチし、業界のトレンドを理解しておくことが重要です。

ガメ

業界の流れは早い!取り残されないようにアンテナを張ってね!

主要な2Dソフトウェア

2Dデザイナーがゲーム開発で実際に活用している主な2Dソフトウェアを紹介します。

特にPhotoshopはデザイナーに必須のソフトなので、必ず習得しておきましょう。

Photoshop

Potoshopのロゴ

2Dデザインを行う上で必須のスキルはPhotoshopを扱えることです。

Photoshopはデザインやイラストの作成、写真編集などさまざまな機能があります。

Photoshopによってキャラクターや背景、武器などの2Dイラストを作成します。

また、UIデザインの素材はPhotoshopで作成することが一般的です。

ガメ

2Dデザイナーのみならず、3DデザイナーもPhotoshopでテクスチャ作成をします。デザイナーには必須のツールです。

Illustrator

illustratorのロゴ

2Dデザイナーを目指す上でPhotoshopと共に必須のソフトウェアがIllustratorです。

Photoshopはビットマップ形式を取り扱い、Illustratorはベクタ形式を取り扱う違いがあります。

ゲーム開発でIllustratorは、主にパッケージやインターフェース、ロゴ、マニュアルなどのデザインに使うケースが多いです。

Photoshopと比較すると用途は限定的なのですが、Illustratorを扱えると仕事の幅が広がります。

ガメ

ロゴ作成などに使いやすいですね。また、デザイン資料が.aiのこともあるので、使い方は知っておいた方がいいです。

モーションデザインに使われるソフト

live2Dのロゴ
Live2D

モーションデザインで主に扱われるソフトはLive2DやSpine、OPTPiX SpriteStudioなどです。

Live2Dは2Dで作成したイラストを動かすことができるアニメーション制作ソフトです。

家庭用ゲームからスマートフォンアプリ、VTuberなどさまざまな領域で使用されています。

Spineはゲーム用に特化した2Dアニメーション制作のツール。

イラストを複数のパーツに分けて動きをつけていき、アニメーション制作を直感的に進めていけるのが特徴です。

国内でSpineを採用しているゲーム会社は多く、需要が高いソフトです。

OPTPiX SpriteStudioも非常に多彩な動きが付けられるツールで、ゲームエンジンとの連携もしやすいアニメーションツールです。

ガメ

2Dのモーションデザインは職人技!難易度の高い仕事を支えるツールたちですね!

エフェクトデザインに使われるソフト

エフェクトのイメージ
UE Niagara

ゲームのエフェクトデザインで主に使われるソフトにはAfterEffectsやUnity、Unreal Engineなどがあります。

AfterEffectsは2Dや3Dのエフェクト作成やアニメーション作成ができるソフト。PhotoshopやIllustratorと連携できる機能があります。

Unityはゲームエンジンで、2Dや3Dのゲームの作成ができるプラットフォームです。Unityに搭載されているShuriken、VFX Graphでエフェクト制作ができます。

Unreal Engineもゲームエンジンですが、Niagaraというエフェクト制作ツールが実装されており、クオリティの高いエフェクト制作が行えます。

ガメ

最近はゲームエンジンでエフェクトを作ることが多くなった。アセットもたくさん販売されているので、制作時間の短縮にもなっているね!

2Dデザイナーにはプロジェクト管理やコミュニケーション力も重要

2Dデザイナーとして働く上で技術的なスキル以外にも必要な能力があります。

以下ではゲーム開発の現場で重要なプロジェクト管理やコミュニケーション力について説明します。

チーム内のリーダーとしてプロジェクト管理を任されるケースがある

スケジュール管理

2Dデザイナーとして働く場合に、チーム内のリーダーとしての立場を任されることがあります。

  • 指示通りの物が作られているか。
  • 量産物の効率化はできるか。
  • 制作進行上、トラブルが起きていないか。
  • 適切な人員配置ができてるか。
  • スケジュールに遅延はないか。
  • etc…

プロジェクト管理能力は権限のあるリーダーだけではなく「個々のメンバーにとっても重要なスキル」です。

特に重要なのはスケジュール管理

メンバーの進捗の確認や遅延が起きたときのサポート、問題が起きたときの解決などが必要になります。

ゲーム業界の2Dデザイナーを目指すならばプロジェクト管理のスキルや知識を身につけておきましょう。

ガメ

少なくとも、自分のスケジュール管理は確実に行えないとダメ。自分だけでなく、プロジェクト全体の遅延にもつながりかねないからね。

さまざまな職種の人達とコミュニケーションを取る機会が多い

打ち合わせ風景

ゲーム開発のプロジェクトにはさまざまな職種の人達が参加し、協調して仕事を進める必要があります。

そのため、2Dデザイナーにとってコミュニケーション力は重要です。

プレゼンテーションや打ち合わせ、意見交換などでわかりやすく意見や情報を伝えることが要求されます。

論理的な言葉で説得力を持って相手に伝える能力を鍛えておきましょう。

2Dデザイナーに必要なスキルの習得方法

2Dデザイナーになるために必要なスキルを習得する方法を以下にまとめました。

  • 独学する
  • 専門学校などに通う
  • 未経験可の求人に応募する

独学する

書籍やWebサイト、動画サイトなどを活用して独学をするという方法があります。

独学で2Dデザインを学んで実施にゲーム開発で活躍しているデザイナーは多いです。

ただし、独学では疑問点を自分で解決する必要があります。

また、客観的な意見を得られる機会がないため、プロから意見やアドバイスを得られる機会を作ることが大切です。

たとえば、SNSでプロのデザイナーと知り合いになったり、セミナーやイベントなどに参加したりすることをおすすめします。

ガメ

書籍の他にもUdemyなどオンライン学習を利用するとスムーズですね。

ネットでの独学はUdemyが情報豊富です。頻繁にセールをしているので、安くなった時に購入するのがおすすめです。

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専門学校などに通う

専門学校に通って2Dデザインの勉強をするという方法はメリットが多いです。

体系的に学ぶことができ、疑問点はすぐに相談できて、作品を発表する場はたくさんあります。

同じ目標を持つ仲間が身近にいて刺激を受けることができ、情報交換も可能です。

夜間や週末に講義を行っている専門学校があるので、社会人でも通えます。

ただし、高額な学費がかかる点はデメリットになります。

ガメ

筆者は働きながら週末に講義のある専門学校に通いました。専門学校の就職サポートはゲーム業界に入りやすいルートですよ。

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未経験可の求人に応募する

未経験可の求人に応募するという方法もチェックしておきましょう。

アルバイトの求人もあり、給与に期待はできませんが経験を積むためにチャレンジするのもありです。

研修制度や教育体制が充実した企業であれば、2年や3年かけてじっくりと2Dデザイナーに必要な知識とスキルを学べます。

ただし、未経験可の求人には応募が殺到するため、実力を付けた上でポートフォリオを作成しておかないと採用される可能性は低いです。

ガメ

未経験からの就職は難易度が激烈に高い。ゲーム業界の知人や転職エージェントに相談するなど、他の人の力を借りて活動してください!

業界動向と将来性:スマホゲームの分野で2Dデザイナーの需要が高まる

今後、ゲーム業界はどのように変化していくのか、その中で2Dデザイナーはどうなっていくのか、業界動向や2Dデザイナーの将来性について説明します。

スマホゲームの流行で2Dデザイナーの需要が高まっている

スマホで遊んでいる

ゲーム業界ではスマートフォン向けのアプリゲームが台頭しています。スマホゲームはゲーム業界を牽引している存在であり、市場規模は1兆円を超えているほどです。スマホゲームの主流は2Dゲームのため、2Dデザイナーの需要が高まっています。多くのゲーム開発会社で2Dデザイナーが求められており、求人の数も豊富です。

AIの発展により2Dデザイナーには創造性が求められる

今後はAIを活用して2Dデザインを進めるのが主流になると予想されています。

単純作業をAIに任せて業務の負担を軽減し、2Dデザイナーはより創造的な仕事に注力できるようになると考えられます。

しかし、シンプルなイラストしか描けないデザイナーは、AIに仕事を奪われる可能性が出てきているので注意が必要。

今後はAIを上手く使えることが2Dデザイナーに求められます。

個人の創造性や独創性をアピールできる2DデザイナーやAIを上手く使えるは、今後も生き残れるでしょう。

2Dデザイナーを目指すならばポートフォリオ構築は必須

ゲーム業界で2Dデザイナーの就職・転職を目指すならばポートフォリオは必須です。

ポートフォリオは自分の作品や成果物をまとめたものであり、デザイナーとしてのスキルレベルを示します。

ゲーム業界は実力主義であり、常に即戦力が求められる業界です。

どんなゲーム会社でもポートフォリオが必須で、応募者をふるいにかけます。

ポートフォリオによって自身のスキルや作品の魅力などを際立たせたいならば、以下のコツを意識してください。

  • いろんな分野のデザイン画を入れる
  • 掲載する作品は10~20点程度に絞る
  • 見やすさや分かりやすさにこだわる
  • 【必須】デッサンを入れる

いろんなジャンルのデザイン画を入れる

ポートフォリオには、複数のジャンルの作品を掲載してください。

2Dデザイナーは、様々なジャンルのデザインを描かなくてはいけません。

1つのジャンルだけしか描けないとなると、任せられる仕事が少ないと判断されかねません。

ゲーム業界は即戦力を求めており、期待通りの活躍をできる人材を選別するためにポートフォリオをチェックします。

多くのジャンルに対応できるデザイナーが採用されやすいのは言うまでもありません。

ガメ

ポートフォリオには模写を入れてください。模写ができるデザイナーは、ゲーム業界で需要が高いです。

ポートフォリオを作成するコツ

ポートフォリオを作成する際には、新しい作品からさかのぼって載せます。

基本的に直近の作品が多数を占めるようにするのが基本です。

単に作品を載せるだけではなく、使用したソフトウェアや制作時間といった細かな情報も掲載します。

特に制作時間は重要であり、より短い時間で質の高い作品を制作できる方が評価は高いです。

また、作品を制作した意図自分が担当した箇所などについても記載してください。

ポートフォリオに載せる作品は仕事で携わったものだけではなくオリジナルの作品でも問題ありません。

注意点として、仕事で制作した作品は権利者の許可を得ることが大切です。

ガメ

ポートフォリオには模写を入れてください。模写ができるデザイナーは、ゲーム業界で需要が高いです。

>>ポートフォリオをまとめるポイントを、こちらの記事でくわしく解説しています。デザイナーを目指す人は参考にしてください。

2Dデザイナーのキャリアパス

キャリアパスを考える

2Dデザイナーのキャリアパスには、マネジメント職を目指すか、スペシャリストを目指すのか2つの方向性があります。

アートディレクター

マネジメント職を目指す場合は、アートディレクターが1つの目標です。

アートディレクターとはデザインチームのリーダー的なポジションであり、マネジメントを担当します。

方針を決め、業務を割り振り、スケジュールの管理を行うのが主な役割です。

制作物の監修をして、より質の高い作品に仕上がるように舵取りをします。

コンセプトアーティスト

デザイナーとしてスペシャリストになりたい場合はコンセプトアーティストを目指しましょう。

コンセプトアーティストとはゲーム開発の企画段階から携わり、アイデアを具体的な視覚的表現に落とし込む仕事をします。

ディレクターやプロデューサーが望んでいるものを汲み取って、デザインとして形にしていく作業です。

0から新たなデザインを生み出す必要があり、高度な創造力と発想力、表現力が要求されます。

ゲームのデザインの土台を作る仕事であり、とてもやりがいを感じられるでしょう。

2Dデザイナーとしてキャリア構築をする際のポイント

2Dデザイナーとしてキャリア構築をしていく際には、自分が目指す目標に到達するために必要なスキルを身につけることが大切です。

たとえば、アートディレクターを目指す場合には、単にデザインのスキルだけではなくコミュニケーション力やマネジメント力が必要になります。

また、コンセプトアーティストを目指す場合は、キャラクターデザインや背景制作などあらゆるデザインについて高度なスキルを身につけることが大事です。

常にいろいろなものに触れて、自身の発想力や表現力を養う習慣を持つことも重要になります。

基本的には2Dデザイナーとして経験を積むことで、いずれは昇進の道が開けていくでしょう。

ただし、ポストが空いていないケースがあるため、昇進が難しい場合は転職をするという選択肢もでてきます。

ガメ

将来のキャリアを考えると、いろんな分野の仕事を覚えておくべきですね。

まとめ:ゲーム業界で2Dデザイナーになるための次のステップ

ポイント!

ここまで記事を読んだ方は、真剣に2Dデザイナーを目指しているはず。

次にやることは、実際に行動することです。

2Dデザイナーを目指したいならば、ソフトウェアの扱い方を身につけて、実際に2DCGや2Dアニメーションを制作する経験を積み重ねることが大切。

独学が不安な場合は専門学校への進学を検討しましょう。

ある程度スキルを身につけた後は、転職エージェントに相談することで自分に適した仕事を紹介してもらえます。

実際に転職活動をする際には、ゲーム業界に強い転職エージェントを活用してください。

転職エージェントはさまざまな非公開求人を提案してくれます。

資料の添削や面接対策もしてもらえるので、転職活動を有利に進めることができます。

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ガメ

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ゲーム業界は意外と非公開求人が多く、一般では見られない求人情報を提案してもらえることがあります。

ガメ

筆者も非公開求人で転職しました。

転職エージェントは3社ぐらい登録しておくといいですよ。

全ての転職エージェントが、全て同じ企業と提携しているわけではありません。

だから、3社ぐらい登録しておけばだいたいの求人を網羅できてきます。

ガメ

転職エージェントAに登録されている企業が、転職エージェントBには無い。その逆もありえる。

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>>ゲーム業界に強い転職エージェントを上手く活用する方法を、こちらの記事でくわしく説明しています。

転職エージェントを使いたい方は、こちらの記事も参考にしてくださいね。

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